日常の中で気になる臭いがみなさんあると思いますが、なかでもトイレの臭いは消臭したい強く思う方が多いのではないでしょうか。
立ち込める臭いもそうですが、なぜか定期的に掃除をしても臭いが気になってしまうという悩みを持つ方もいると思います。
そんなトイレの臭いをハッカ油を使って消臭する方法があります。簡単なやり方なので参考にしてみてください。
なぜトイレは臭うのか
トイレを使った直後でなくても、トイレに入るとなぜか臭ってしまう。定期的に掃除をしてもすぐに臭ってしまう場合は、尿の飛び散りなどによって雑菌が繁殖して時間とともにアンモニア臭を発生させているのが原因とされています。
臭いの発生源は以下の場所が考えられます。
②リム(便器の淵)の裏
③トイレの室内に染み付いた臭い
④トイレの換気扇
便器周辺の床や壁
男性がトイレを使用すると尿が飛び散りが起きてしまいます。汚れが見えなくても菌が繁殖して時間が経つと臭いが発生します。
床は拭いても壁は気にしていないことがあります。
リム(便器の淵)の裏
便器の上の淵のことをリムといいますが、トイレブラシで磨いているつもりでも裏はブラシが届かないこともあり、汚れが落ちていないことがあります。
普通にトイレを掃除するとキレイに見えても屈むと汚れが見えたりします。この汚れが溜まっているため臭いの原因になることがあります。
トイレの室内に染み付いた臭い
アンモニア臭は空気よりも軽いので上へ上へと蓄積する傾向があります。掃除をしても臭いが残っている場合は、天井部分にある臭いが溜まっていることが原因の場合があります。
トイレの換気扇
トイレには換気扇がついていますが、この換気扇のフィルターが詰まって換気できていため臭いが発生している場合があります。
トイレ用ハッカスプレーの作り方
トイレの臭いを消すのに効果的なのがハッカ油を使ったスプレーです。ハッカ油はニオイの元を消す消臭効果があるので、トイレの臭い消しにもってこいのアイテムです。
それではトイレ用ハッカスプレーの作り方を紹介します。
用意するもの
無水エタノール・・・10ml
精製水・・・90ml
クエン酸・・・小さじ1
スプレーボトル・・・1本
①スプレーボトルに無水エタノールとハッカ油を入れて振ります。
② ①に精製水とクエン酸を入れて全体が混ざるようによく振って完成です。
クエン酸には「水垢を落とす」「尿石を落とす」「アンモニア臭を消す」効果があります。
重曹もよく掃除で使われていますが、重曹はお鍋のコゲや衣服のシミといった汚れを落とす効果があります。クエン酸はポットや排水溝の臭いを消すという除菌や消臭の効果があるので、トイレの場合はクエン酸を使うのが効果的なんです。
トイレ用ハッカスプレーの使い方
トイレ用のハッカスプレーが完成したらトイレ掃除に使っていきましょう。
リム(便器の淵)の裏
ゴム手袋をはめてリムの裏にトイレットペーパーを貼り、その上にスプレーをたっぷりとふきかけます。
30〜1時間ほど置いてから水で流してブラシを使ってこすり落とします。
便器周辺の床や壁、天井
便器の床や壁にはハッカスプレーをふきかけて、ぞうきんやスポンジで拭き取るようにします。
天井向かってシュッとふきかけて天井部分の臭いも抑えるようにします。
ズボラさんのハッカ油でトイレ掃除
クエン酸が入ったハッカスプレーを常に作り置いておけば問題ないですが、作るのがめんどうになったり時間がなかったりすることがあります。(私もズボラなので作るのがめんどうだなっと思うことがあります。)
そんなときは直接、便器にクエン酸とハッカ油を振りまいてトイレブラシで磨きます。時間もかからずトイレがキレイになるので、どうしてもというときはこの方法を試してみてください。
トイレの芳香もハッカ油
トイレ掃除だけでなくハッカ油は芳香剤としても使うことができます。
用意するもの
(ケーキやアイスを買ったときについてくるもの)
ハッカ油・・・2〜3滴
容器・・・1つ
(お皿や口の広い瓶など)
①容器に常温に戻した保冷剤の中身を入れます。
②ハッカ油をたらしてかき混ぜたら完成です!
芳香剤の効果は半月ほどとなります。
まとめ
トイレの臭いの発生源は便器だけでなく床や壁、天井と普段気にしていない部分もありました。
トイレ用ハッカスプレーにはアンモニア臭を抑えるクエン酸が入っているので、ハッカ油とプラスされてより消臭効果が高いスプレーとなっています。
このスプレーを使ってトイレの臭いを撃退していきましょう。