虫除けや風邪、花粉症とさまざまな場面で活用されているハッカ油は、掃除のときにも活躍してくれます。
ハッカ油には除菌や防臭効果があるので、掃除のときに使うとベタつきや埃っぽさが解消されてさっぱりと部屋が爽やかになります。
部屋をキレイにしている掃除機も実は、ゴミが溜まって排気が臭ったりしてしまいます。そんな掃除機もハッカ油で爽やかにしてくれます!
今回は掃除で活躍するハッカ油の使い方を紹介していきます!
ハッカ油でカーペットをキレイにする方法
カーペットはジュースや食べこぼしなど汚れやすいですが、簡単に洗うことができないアイテムですよね。そんなときは重曹にハッカ油を混ぜたハッカ重曹でキレイにしていきます。
使い方はハッカ重曹をカーペット全体に撒いて、しばらく時間をおいてから掃除機をかけます。掃除をする前日の夜にハッカ重曹を撒くのが理想ですが、掃除機をかける2〜3時間前でも大丈夫です。
ハッカ重曹は重曹100gにハッカ油を10滴ほどいれて混ぜたのをカーペットに振りまいてください。コショウなどの穴の空いた容器に入れるとまんべんなくカーペットに振ることができます。
ハッカ油で床をキレイにする方法
バケツや洗面器に水を張ってハッカ油をその中に数滴垂らします。この水の中に雑巾を入れてしぼってフローリングなどの床や畳を拭いてください。
床を拭くことで足裏の皮脂によるベタつきを取り去りながら、足裏の雑菌による抗菌作用に期待できます。ほかにもハッカ油の匂いが苦手な、ゴキブリやダニの侵入を防ぐこともできます。
これは私の感じたことなんですが、夏の暑い時期にハッカ油で床を拭いたあと、素足で歩くとメントールのスーッとした感じが出ているのか、足裏からヒヤッとした感じがするので涼しく感じられます。
部屋もキレイになって気持ちよくなるので、床を拭くのはオススメです。
汚れがひどいときは
ベタつきなど汚れがひどいときは、ハッカ水に洗剤を少し混ぜて拭くようにします。その後には、洗剤の入っていないハッカ水で二度拭きするようにしてください。
シンクなど台所まわりは油汚れが気になる箇所ですので、入念に掃除をしてゴキブリを寄せ付けないようにしていきましょう。
掃除機もハッカ油の香りにしましょう
掃除機をかけると排気のために風が出てきますよね。最近ではフィルター機能が高く排気もキレイになっていますが、掃除機のうしろで床のホコリを巻き上げて部屋の空気が悪くなってしまうこともあります。
あとサイクロン式、紙パック式ともに吸ったゴミをそのまま捨てずに掃除機をかけるとイヤな臭いも発生してきます。
こんなときにもハッカ油で掃除機自体をキレイにしてしまいます!
やり方はフローリングなどの床にハッカ重曹を撒いて掃除機で吸い込みます。たったこれだけでOKです!重曹の消臭効果とハッカの抗菌作用で掃除機内の雑菌と嫌なニオイを抑えてくれます。
一番初めに掃除機で吸い込むようにしてください、そうすると排気もハッカのニオイで爽やかに掃除が進みます。
実際に使ってみると
私も実際にカーペットにハッカ重曹を振りかけてから掃除機をしたら、排気の風がハッカの香りに変わるので夏の暑い時期にすると気分的が爽やかでひんやりとした感じになりました。
あくまで私の感覚ですが、フローリングもいつもより滑りが良くなった感じがしました。
もちろんハッカ重曹を振りかけたカーペットも年数が経って汗くさい臭いがしていたのですが、ハッカの香りがして消臭効果にもなりました!
まとめ
カーペットを掃除するときは、ハッカ油と重曹を混ぜたハッカ重曹を振りまいて掃除機で吸うようにします。そして床や畳には水を入れたバケツにハッカ油をたらした雑巾を絞って拭いていきます。
そうすることで、ベタつきや埃っぽさを取り除いてスッキリとさせてくれます。足裏の角質や油汚れ、食べこぼし飲みこぼしは、ダニやゴキブリが発生する原因となります。
ハッカ油を取り入れることで嫌な臭いも軽減できるので、ぜひ試してみてください。