風邪を引いたときや花粉症などのアレルギーで、鼻がつまって息がしづらい時がありますよね。
特に夜寝ている時に鼻がつまって、口呼吸になって朝になると口の中がカラカラになったなんて人もいるのではないでしょうか。
そんなツライ鼻づまりにハッカ油を使って解消することができるのを知っていますか?
今回はハッカ油を使った鼻づまり解消方法を紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
ハッカ油を使った鼻づまり対策
つらい鼻づまりを解消するハッカ油を使った方法を紹介していきます。
ハッカ油とマスクで鼻づまり対策
風邪や花粉症のときにマスクを使用すると思いますが、そんなときに最適なのが「ハッカ油マスク」です。
使い方は『マスクの内側にハッカ油を薄めたスプレーを吹きかける』だけです。
マスクが無い場合は、ハンカチにスプレーを吹きかけて鼻に当てください。ハンカチの場合は他に、ハッカ油を1滴垂らして気になるときにハンカチを鼻に当ててもいいです。使わないときは、ハッカ油を染み込ませた部分を内側に折り込むようにしてしまうようにしてください。
ハッカ油スプレーは、ネットで簡単に購入することができます。
こちらのスプレーは薄めたりせず、そのまま使用します。
薬局やドラッグストアでもハッカ油スプレーは販売されています。
ハッカ油は薬局のどこのコーナーで売られている?
またハッカ油スプレーは簡単に作れるので、試したい方はこちらの記事を参考にしてください。
ハッカ油は虫除けに効果的!虫除けスプレーの作り方
ハッカ油とタオルで鼻づまり対策
こちらは就寝時に起こる鼻づまりを解消するのに効果的な方法です。
用意するもの
- タオル
- ハッカ油
- 洗面器
就寝時に効果的な鼻づまり対策
- 洗面器にぬるま湯をはります
- ぬるま湯をはった洗面器にハッカ油を2〜3滴入れます
- 洗面器の中にタオルを浸し、それをよく絞ります
- タオルを胸におきます
胸に置くことで鼻の通りが良くなり鼻づまりを解消することができます。ヴィックスヴェポラッブと同じような使い方になります。
胸に置くのに抵抗がある方は、顔の近くに置いても大丈夫です。
ハッカ油と加湿で鼻づまり対策
マスクやタオル以外の対策として加湿する方法があります。
用意するもの
- カップ
- ハッカ油
- 熱湯
使い方
- カップに熱湯を入れます。
- そのカップの中にハッカ油を数滴垂らします。
- カップの湯気を鼻から何度も吸引します。
この方法で鼻のなかが加湿されてくるのと、ハッカ油のメントールの成分でスーッとして鼻づまりが解消されてきます。
そのほかに加湿器にハッカ油を入れて鼻づまりを解消する方法もあります。先ほどのカップを使った方法と同じで、メントールの効果によって鼻どおりをよくしたり、ハッカ油に含まれる「リモネン」の成分でリラックスを促してくれる効果があるので安眠にもつながります。
鼻づまり以外に喉の痛み、鼻水といった風邪の症状にも効果的です。
ただし加湿器にハッカ油を使用するには以下の注意があります。
注意ポイント
加湿器は必ずアロマスペースが付いた「アロマ加湿器」を使用してください。
通常の加湿器にハッカ油を入れいるとカビが発生する原因となります。
アロマ加湿器も使用量や使用方法は説明書のとおりに使うようにしてください。
効果的にするには、使い方をきちんと守りましょう。
ハッカ油で鼻づまりの効果はどのくらいある?
マスクにハッカ油スプレーを吹きかけてますが、実は1回のスプレーで1日中持つということはできません。
気体になって飛び散る揮発性のため、1度のスプレーで1〜2時間程度の効果とされています。ずっと鼻づまりに悩んでいる時の即席解消法としてはかなり効果が期待できます。
実際にハッカ油マスクを使って鼻づまりを解消している方もいます。
鼻づまり以外に鼻水や喉の痛みにも効果があると言われていますね。
ただ効果があまり感じられず1度に何度もスプレーをしすぎると、スースーしすぎて顔中が寒さを通り越して痛みになります。
まずはスプレーを1回おこなってから、自分に合った回数を見つけてください。
ハッカ油マスクは子どもにも大丈夫?
ハッカ油マスクはもちろん子どもにも使うことができます。しかし、ハッカ油の刺激でむせてしまうお子さんもいます。
その場合、ハンカチやタオルなどに少量のハッカ油で薄めたスプレーで吹きかけて嗅がせるようにしてください。
ハッカ油を鼻に直接塗るのは危険!
鼻づまりを早く解消したいという気持ちから、ハッカ油を直接鼻に塗ればいいのでは!?と想っている方もいるかもしれません。
ハッカ油はかなりの刺激があるので、直接塗ると痛みが走ります。実際にやってとんでもないことになっている方もいます。
鼻づまりがツラくても、直接ハッカ油を鼻に塗るのだけはやめましょう。
まとめ
ハッカ油で鼻づまりを解消する方法として、
- マスクにハッカ油スプレーをする
- 熱湯にハッカ油を垂らし絞ったタオルを胸にあてる
- 熱湯のカップの中にハッカ油を垂らし蒸気を鼻にあてる
- 加湿器にハッカ油を垂らす
が挙げられます。
マスクの効果は1〜2時間ほどですが、緩和されるので就寝時に効果が期待できます。
また直接ハッカ油を鼻に塗ると痛みが走りますので、ハッカ油を肌に直接塗るのはやめましょう。
正しい使用方法で、風邪や花粉症で鼻づまりを解消していきましょう!